厚生労働大臣の定める掲示事項
当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
入院基本料について
当院は療養病棟入院料1を算定しています。
1日に入院患者20人に対して1人以上の看護職員(看護師及び准看護師)と、入院患者20人に対して1人以上の看護補助者を配置し、交代で24時間看護を行っています。
なお、病棟、時間帯、休日などで看護職員の配置が異なりますので、実際の看護配置につきましては、各病棟のナースステーション前の掲示をご覧ください。
入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制、意思決定支援及び身体的拘束最小化について
当院では、入院の際に医師をはじめとする関係職種が共同して患者様に関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制、意思決定支援及び身体的拘束最小化の基準を満たしております。
明細書発行体制について
当院では、医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に個別の診療報酬の算定項目のわかる明細書を無料で発行しております。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行しております。
明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されておりますので、その点ご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合、その代理の方への発行を含めて、明細書の発行を希望されない方は1階会計窓口にてその旨お申し出ください。
基本診療料・特掲診療料の施設基準の届出について
当院の基本診療料・特掲診療料の施設基準に係る届出については、別掲の「施設基準一覧」をご参照ください。
入院時食事療養及び入院時生活療養について
当院は、入院時食事療養(Ⅰ)を算定すべき食事療養及び入院時生活療養(Ⅰ)を算定すべき生活療養の基準に係る届出を行っております。入院時食事療養・入院時生活療養に関する特別管理により食事の提供を行っており、療養のための食事は管理栄養士の管理の下に、適時(夕食については午後6時以降)、適温で提供しております。
患者サポート体制【患者相談窓口】について
1階受付横に【患者様相談窓口】を設置し、医学的な質問並びに生活上及び入院上の不安に関する患者支援体制を整備しております。お気軽にご利用ください。
医療安全対策加算【患者相談窓口】について
医療安全対策に係る研修を受けた看護師等を配置し、医療安全対策を実施する体制及び医療機関の連携体制等を整えております。
また、安心・納得して医療を受けていただけるよう、外来診療や入院加療中に患者様やご家族が抱える不安、不信、不満等の相談をお受けしております。1階受付横に【患者様相談窓口】を設置しております。
感染対策向上加算について
当院では、感染制御チームを設置し院内感染防止対策を行っております。
患者様やご家族、職員はもとより病院に関わる全ての人たちを感染から守るために[標準予防索]を基本とした対策と感染経路に応じた予防策を実施します。
また、院内外の感染情報を収集し、院内感染の危険性及び発生に迅速に対応し取り組んでおります。
下肢末梢動脈疾患指導管理加算について
当院では、慢性維持透析を行っている患者様に対し、下肢末梢動脈疾患に関する検査を行っております。検査の結果、専門的な治療が必要と判断した場合は、その旨をご説明し同意をいただいたうえで連携医療機関へ紹介させていただいております。
一般名処方について
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。
現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。
当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(一般的な名称により処方せんを発行すること※)を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者様に必要な医薬品が提供しやすくなります。
一般名処方について、ご不明な点などがありましたら医師にご相談ください。
※一般名処方とは:お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方せんに記載することです。そうすることで供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。
ベースアップ評価料について
当院は医療従事者の処遇改善を目的としたベースアップ評価料を算定しています。
- 外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
- 入院ベースアップ評価料
医療情報取得加算について
当院はオンライン資格確認を行う体制を有し、質の高い診療を実施するための十分な情報(薬剤情報、特定健診情報その他の必要な情報)を取得・活用して診療を行っております。
医療DX推進体制整備加算について
当院では医療DXを推進して質の高い医療を提供できるように体制を整備しています。オンライン資格確認システム等により取得した医療情報等を活用して診療を行うほか、マイナポータルの医療情報に基づき、患者様からの健康管理に係る相談に応じています。また、電子処方箋の発行、電子カルテ情報共有サービスなどの医療DXにかかる取り組みを今後導入していく予定としています。
病院敷地内全面禁煙について
当院の屋内外を問わず病院敷地内全面禁煙(電子タバコも含む)となっておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
長期収載品の選定療養について
2024年10月から長期収載品の選定療養の制度が導入されます。
この制度は、患者様の希望により長期収載品(後発医薬品が発売されている先発医薬品)を処方した場合に、選定療養費として薬価の差額の一部を患者様が負担する仕組です。ただし、医師が医療上の必要性があると判断した場合や、医薬品の在庫状況により後発医薬品の提供が困難な場合においては選定療養の対象外となります。
対象となる処方せん |
外来患者様の院内処方せん、院外処方せん |
特別の料金 (自己負担額) |
長期収載品の薬価と後発医薬品内での最高薬価との価格差の4分の1相当 (選定療養費には別途消費税も必要になります)
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保険外サービスの提供及び保険外併用療養費に係る厚生労働大臣が定める内容について
当院では、保険外サービスとして各種診断書、紙オムツ、洗濯代等、また保険外併用療養費(選定療養費)に係る厚生労働大臣が定める基準として、特別の療養環境の提供(差額ベッド)があり、その使用量、利用回数に応じた実費の負担をお願いしています。
なお、衛生材料等の治療(看護)行為及びそれに密接に関連した「サービス」や「物」についての費用の徴収、「施設管理費」等の曖昧な名目での費用の徴収は一切行っておりません。
施設基準一覧
基本診療料
- 療養病棟入院料1
- 療養病棟療養環境加算2
- 医療DX推進体制整備加算
- 診療録管理体制加算2
- 医療安全対策加算2
- 医療安全対策地域連携加算2
- 感染対策向上加算3
- 連携強化加算
- 患者サポート体制充実加算
- データ提出加算1・3
- 認知症ケア加算3
- 経腸栄養管理加算
- 在宅復帰機能強化加算
特掲診療料
- 薬剤管理指導料
- ニコチン依存症管理料
- 医療機器安全管理料1
- 検体検査管理加算Ⅱ
- エタノールの局所注入(甲状腺)
- エタノールの局所注入(副甲状腺)
- 外来腫瘍化学療法診療料2
- 外来化学療法加算2
- がん性疼痛緩和指導管理料
- がん治療連携指導料
- CT撮影及びMRI撮影
- 心臓MRI撮影加算
- 画像診断管理加算2
- 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅱ)
- 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
- 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
- 在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料
- 人工腎臓(慢性維持透析を行った場合1)
- 導入期加算1
- 透析液水質確保加算及び慢性維持透析濾過加算
- 下肢末梢動脈疾患指導管理加算
- 医科点数表第2章第10部手術の通則の16に掲げる手術
- 胃瘻造設時嚥下機能評価加算
- 輸血管理料Ⅱ
- 外来・在宅ベースアップ評価料Ⅰ
- 入院ベースアップ評価料